【公式】小浜温泉旅館組合ホームページ
橘湾沿いを爽快に走る海のコース。小浜の入り口より国道から外れてスピードダウンすれば、かつて鉄道が通った時代の風情を感じることができます。
愛野~小浜間を繋いだ鉄道の終着駅。当時はここからバスで温泉旅館街へと移動していました。現在は消防団の詰所横にひっそりと、昔のホームの名残があります。
眼下に富津港を望む眺めのよい高台にあり、漁業で栄えた富津地区を一望できます。近くには「関三兄弟生家跡」もあり、当時は住民の貴重な交通手段となっていたことが伺えます。
旧小浜鉄道沿線から少し外れたところにある、巨岩と青松が美しい公園です。橘湾に突き出た岬の上にあり、ここからの夕日は絶景。湯けむり漂う小浜温泉街を見渡すこともできます。
切り通しの両側から木々が生い茂り、木漏れ日が美しい自然のトンネルとなっています。
千々石から小浜間を結んだ小濱鉄道が開通したのは1927年。全長34mの小さな木津濱駅は、当時のホーム跡がそのまま残っています。
木津の濱駅跡を千々石方面に進むと、車が一台通るほどの幅の狭いトンネルが2つ続きます。石を積み上げた馬蹄形のトンネルは、鉄道時代の雰囲気を残す趣があります。
この駅より先の崖沿い約8キロの区間は、3ケ所のトンネルと5ケ所の切り通しが点在するなど、5年半の難工事により小濱鉄道は開通しました。運行期間は11年と短いながらも、同鉄道跡は「近代化産業遺産」に認定されています。